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茶道具　印南窯　井上方竹造　瓢箪　水指　共布　堀内宗完極め箱　M R6801
おびただしい数の「頭」が並んでいる。五山窯 林淡幽 金襴手 京都国立博物館 雪舟 黄初平図 茶碗 茶道具 抹茶碗。胴体から切り離された「頭」だ。茶道具　人間国宝　田村耕一造　白釉茶碗　共箱　M　R6890。一方、勇者だろうか？頭にはクラウンを被り、両耳には耳飾り。北大路魯山人作　志野　志埜　茶碗　共箱　M　R6749。盾を片手に、もう一方に剣、ではなく両手が下げているのは、切り離された敵の「首」を入れた籠？一画が3段に分かれ。仏教美術　古銅　朝鮮李朝仏　仏像　押出仏　打出仏　置物　M　R6884。下段に2体、中段に5体、上段に5体。民藝運動コレクター所蔵 李朝染付小瓶/中国古玩 朝鮮美術 花入 青花 高麗 文壺。中段と上段の数は同じなのに視覚的トリックのせいか上段は実数よりも多い「頭」が並んでいるように見える。中国古玩 小振り 朱泥急須 紫砂壷 時代品 煎茶道具。部族間での戦いで「首狩り」を行う風習は20世紀初頭まで残っていた「この島」では、敵の頭部を飾った首架は、戦いの勝利祈願のモチーフとして支配階級の人々の腰巻きに織り込まれてきた。⑯市松人形　手作り　顔　手　足　布地。戦い、殺戮、その上に首を狩る。金魚のガラス彫刻 約30cm。残虐で野蛮な風習のいわれは恐ろしさの極みで有るはずなのだが、織り込まれた首「頭」の表情には不思議と可愛らしさが感じられる。中国　大明宣徳年製　古銅　四方双耳香炉　馬槽爐　V　7285E。しかも、よく見比べると均一ではなくそれぞれに個性がある。七宝金工細工馬置物　中国工芸。中には口角が上がった笑を浮かべているかのような男も居る。花瓶■李朝 時代物 唐木花台付き 古い花器 花生け 古玩 唐物 時代物 骨董品■。この布が織られた「この島」は、インドネシアのスンバ島。【リサラーソン/アフリカ/タイガー】北欧/ビンテージ/トラ/虎/Africa。何者かが天地創造をした際、棒の先の雫が西から東へ点々と落ちたかのように小スンダ列島の島々は西から東へと連なっている。人間国宝 三代 徳田八十吉（正彦銘）耳付壺 高さ約19.5cm T166 共箱付。ジャワ島(イスラム教)から東へ、バリ島(ヒンズー教)、ロンボク島(イスラム教)、スンバワ島(イスラム教)とフローレス島(カソリック／キリスト教)との境いを南下すると「この島」がある。中国古盆器 紫砂 盆栽鉢 紫泥外縁楕円鉢 東寳公造 /蔵出し/唐物/古玩/骨董。大航海時代、ヨーロッパ人が持ち込んだキリスト教はその教義よりも現世利益の恵みのためにこの島にも広まり、島民の70%がキリスト教徒だとう。茶道具　楽吉左衛門　十代旦入造　赤楽平茶碗　共箱　D　R7072。就職に際して国家公認宗教を信仰していることが必須条件となれば、土着信仰のマラブ教は習慣的な生活規範ではあっても従来のような動員力は年々減少しつつある。中国美術紫砂彫 魚化龍紋茶壺 陶磁器 後手急 須 茶壺 茶道具在名唐物 年代不明。マラブ(祖霊)を祀るトンガリ帽子のように突き出した棟が特徴的な家屋は、天上界、地上界、地下界の三界観念の底通した概念に基づいて建てられているという。朝鮮美術　李朝　高麗白磁　徳利　V　R7998。今生での暮らしはマラブの精霊の下で間借りをしているというのが彼らの共通概念であったが、「近代化」の下では祖霊崇拝への求心力は弱まりつつある。人間国宝　井上萬二　白磁　大振　花瓶　高さ約25.8㎝。村民が一丸となり祖霊神マラブの住まわれる家の建て替えの神聖なる儀礼はやがて廃れ、三界の天上に崇められるべきマラブは朽ちた家屋と共に地上界に降下される日がやがて訪れるのか。漆器 蓋付き大皿 金色花模様 紅葉。入手してからほぼ40年。萩焼　旭雲山　松延窯　金子松延作　茶碗　宗左（而妙斎）極め箱　M　R6900。島民の伝統的エスプリは色褪せない。輪島塗　角藤弘悦作　稲穂鶴蒔絵　棗　堀内宗完(兼中斎)極め箱　V　R6336。